2018.01.17 Wednesday
グッと いなげ 1月13日(第303号)
講師:森章 拓殖大学紅陵高等学校 学校長
テーマ「人が育たない大人の言動!」
倫理法人会会員の中には様々な講師・教師はいらっしゃいますが、今回の講話者は高等学校の校長先生!ということで、自分の青少年時代を思い出し少し緊張の回でした。
ある時関西の教師から、関西の先生は「まじめ」だが関東の先生は「うそつき」だと言われたそうです。はじめは何を言っているのか判らなかったというのですが、改めて聞くと、関東も関西も1〜2年生までは生徒たちには褒めながら教育をするが、関東では3年になると手のひらを返したように「いい学校へ行くように点数を取れ」と急変する。ところが関西では子供の特徴・将来の目的に沿った方向を勧めるという。例えば、勉強は嫌いで人を笑わすことが好きなら、吉本を勧めたりする。大人の都合で言動を変えると、子供は悩み苦しみ、将来への不安に繋がってしまうというのです。大人が無意識の中で発する言動・行動は、子供にとって将来に渡って大きな影響を与えるのだと肝に銘じておかなければならないと感じました。
最後に最近の日本人は何でも楽な方を選択するようになり、人との付き合い方が下手になっているという件は一番響きました。
なお、『グッと いなげ』PDF版は【こちら】からご覧ください。
ある時関西の教師から、関西の先生は「まじめ」だが関東の先生は「うそつき」だと言われたそうです。はじめは何を言っているのか判らなかったというのですが、改めて聞くと、関東も関西も1〜2年生までは生徒たちには褒めながら教育をするが、関東では3年になると手のひらを返したように「いい学校へ行くように点数を取れ」と急変する。ところが関西では子供の特徴・将来の目的に沿った方向を勧めるという。例えば、勉強は嫌いで人を笑わすことが好きなら、吉本を勧めたりする。大人の都合で言動を変えると、子供は悩み苦しみ、将来への不安に繋がってしまうというのです。大人が無意識の中で発する言動・行動は、子供にとって将来に渡って大きな影響を与えるのだと肝に銘じておかなければならないと感じました。
最後に最近の日本人は何でも楽な方を選択するようになり、人との付き合い方が下手になっているという件は一番響きました。
なお、『グッと いなげ』PDF版は【こちら】からご覧ください。
会長 前島 孝夫