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船橋市中央倫理法人会MS2015.06.18報告 講話:寒竹郁夫氏
本日の講話者は第9代千葉県倫理法人会会長の寒竹郁夫氏です。
「今日もみなぎーる光を浴びて〜・・・」。 朝6:00、船橋グランドホテルB1。 朝の挨拶は宮野下副専任幹事、「一、今日は最良の一日、今は無二の好機。二、苦難は幸福の門・・」。万人幸福の栞の 97ページをお開きください。十四 希望は心の太陽である。心即太陽(しんそくたいよう)。英訳のJOY FOR ALLでは「Hope is the sunshine of the heart.」 第14条の太字の部分は2箇所ありますが、100ページの最後のセンテンス「太陽の光と熱とが無限であるように、希望はいくら燈しても尽きる日はない。・・希望は永遠の光である。」 「As the light and warmth of the sun are inexhaustible so should hope never be exhausted・・・・hope is an eternal light.」
 
■金児 隆幸会長挨拶 
 「みなさん、おはようございます。金児です。早いものですでに6月、年度末に近づき、また計画を見直す時期がやってきます。うまくいく事も多いが、行かない事もある。山あれば谷あり、絶望と歓喜。どういう状況に置かれても、ふらふらせずにしっかりと進めて参りたいと思います。大きな夢と希望をもつ。本日の寒竹さんのお話は夢を持つことの大切さ、まさに本日の栞の内容にぴったりのテーマと思います。とても楽しみです。よろしくお願いいたします。」
 
■会員スピーチ 佐々木邦雄会員
みなさん、おはようございます。佐々木です。昨年、倫理に復帰してから2回目の会員スピーチです。 さて、私は今年で75才になりますが、計画している事があります。それはシニアの方々が生き生きと暮らせるための「生涯現役クラブ:仮称」を立ち上げる事です。 2025年になりますといわゆる団塊の世代が75才以上になり、後期高齢者数が増大し、国内では多くの介護難民が生まれると言われています。活き活きと暮らす事で健康寿命を延ばし、個人が介護される期間をできるだけ短くすることができたら自分にもいいし社会貢献にもなると考えます。よろしくお願いいたします。」
 
講話 寒竹郁夫氏 「夢なきものに成功は無し」
 冒頭、テレビ東京のビジネス系番組のカンブリア宮殿の録画ビデオで企業紹介がありました。寒竹郁夫氏は訪問歯科診療のサポート業務国内最大手の「デンタルサポート」の創業者。年商48億円、社員数690人。高齢者医療を救う歯科業界の異端児。国内の枠で考えていては発想は広がらないという寒竹氏。ニーズがあるからそれを行う。・・・・。
「皆さん、おはようございます。寒竹です。・・90才の石田さんの事例ですが、入れ歯が割れて食事ができなくなってしまいました。訪問診療し、その場で入れ歯の修理をしました。すぐに食べられるようになり、大好物なマグロの刺身が食べられるようになったと喜んでおられました。あれは刺身では無くマグロの煮つけと私は思いますが・・。食事が楽しめ、石田さんに笑顔が戻りました。・・」
(感想) 食事が楽しめる事、当たり前のようだが、高齢者の皆さんにとってはこれがそう簡単では無いらしい。歯がないと味気ない食事しか食べられなくなるようです。寒竹氏、お話のテンポが気持ち良い、パン、パンとキーワードを2回ジャブのように繰り返してから、要するにこういう事なんですよねとストレートがズドーンと入る感じ。 通われているボクシングジムでの練習のリズムがスピーチにも乗り移っているのかたいへん小気味がよいテンポです。単語がバンバンと飛んできて短く結論をしめていく話術はかなりシャープな印象です。
「今、私が力を入れている事は海外への展開を図る事、そして3Dプリンター等の最新技術を生かした歯科技工の技術革新によりサービスをより進化させていくことなどがあります。」・・「歴史からはいろいろな事を学べます。戦国時代の織田信長の戦略、明治維新の吉田松陰と坂本龍馬の生き方、大東亜戦争での日本の戦略など・・・。」
「最後に倫理の考え方についてお話します。倫理とはここに示した学問の木が根っこから得る栄養の1つと思います。我々は陽明学、純粋倫理、天地自然の理、歴史等にもっと学ぶ事が必要、そしてそれによって良い戦略や戦術が生まれてくる。・・栞の第17条に書いてありますが、幽顕一体、幽界に統一する、神人合一、倫理は神につながっているけれど、神や仏の様な特定の神では無く、科学に立脚している。
 今、千葉市美術館ではピーター・ドラッカー氏のコレクションが展示されていますが、日本画、特に室町時代の水墨画が数多くあるそうです。幽なる世界が本質で、現実世界は白と黒の影であることをドラッカー氏も考えていたようです。幽界と倫理との関係。また、松下幸之助は根源様という言い方で表していると聞きましたが、大宇宙の中心につながっているかどうかで成功するかどうかが決まると教えていたとの事。成功につながるためには、実践しかありません。実践の中で自分の直観力で感じた事を磨きあげる。見栄、わがままなどのエゴを取り去り、思想・哲学に基づいて、理念・目的を実践に落とす。・・・大義名分を胆に落とす。・・・時間ですので終わります。ありがとうございました。」
(大きな拍手)
■連絡事項 渡辺専任幹事
誓いの言葉 田岡幹事
■朝食会
朝食時、本日は20名ほどで順番に意見と感じたことを自由に語り合いました。
 寒竹氏、「言い忘れた事が1つありました。今、実践している事は家内とより仲良くやることです。これで事業のほうもうまく行くようになれば倫理実践の証明にもなり良いと思います。 金児会長は私が美浜区の会長をしていた当時もここ船橋市中央で会長をおやりになっていましたが、今は2度目の会長、そして最近ご結婚もされたとは驚きでした。ますますお元気で、何か以前とは少し違うオーラも感じます。(笑)」
■感想
寿命を決める要因の一つに残っている歯の数があると聞いた事があります。自分の歯を最後まで持っている人は長生きするらしい。一人で食事ができること、楽しめることが生きている事の重要な証、喜びなのだとあらためて気づきました。1人で病院に通うのが困難なシニアの方々、タクシーを呼んで病院に通う人もいるでしょう。国では自宅医療、自宅介護を推進しているとも聞きますが、寒竹氏が推進する訪問歯科診療のビジネスモデルは時代の潮流に確かに合っていると思います。歯科技工分野でも3Dプリンターなどの新しい技術革新でどんどん進歩し患者のQOLは向上していく。国の医療は健康保険で賄われ、診療報酬の点数での価格設定で、必須の医療として原則平等に広く分配される。そしてあったらより良いが先進医療としてまだ全額自己負担が必要な分野もある。歯科診療の領域では金歯やインプラントの技術があるし、眼科領域ではレーシック手術などがあるのかなと思います。デンタルサポート社が扱う分野の診療報酬制度での点数配分は経営には多大な影響を与えるようです。2014年度改定では歯科訪問診療への点数配分は厳しかったようですが、医療のあるべき方向は今後はどちらに向いてくるのでしょうか・。人が最後まで活き活きと人生を楽しんで暮らせる社会にできる限りしたいものだと考えます。
 先端の技術とサービスの提供のビジネスモデルへ夢を持って挑戦しつづける寒竹氏、すばらしい! これからも日本の医療への貢献と、そしてグローバルなご活躍をご期待いたします。本日の寒竹氏のご講話と船橋市中央倫理法人会の幹事の皆様に感謝します。ありがとうございました。来週もまた参加したいと思います。
 
広報 加藤  記録 2015.06.18船橋グランドホテル B1
 
| 船橋市中央 | 22:55 | - | - |